40代会社員男性です。ブログに関してはゴルフを始めた際に自分の成長記録のためにはじめたのがきっかけです。。
また、ちょっと不定期ですが趣味の競馬予想もブログにあげています。しかし、今は全く違っています。
実は3年前に家内が肺がんステージ4を宣告されて闘病日記を家族の視点からかくようになりました。
最初は本当にいろいろな方が同じ病気で闘いながら、その記録を残しているところが気になっていました。
やがて、さまざまなコミュニティがあることも知り、ぜひ一緒に活動できないかという重いからブログを始めた次第です。もちろん、家内にも了承を得た上でのスタートにしています。
実際ブログでは全く稼げていません。相互リンクを張っているところはたくさんありますが。あまり営利目的で始めたわけではないので気にとめていません。
使っているブログサービスはアメーバブログです。
もともとゴルフや競馬でお世話になっていたこともあり、アカウントがあったこと、使い慣れていること。さらに今の家内の肺がん闘病ブログを始めるにあたり、同じようなブログがあり、始めるきっかけになるようなブログがたくさんあったからです。
妻のために闘病ブログをアメブロ始めた経緯
まず闘病ブログをはじめたのはアメブロでした。
気になったときに、簡単にスマートフォンやタブレット端末、もちろんパソコンでも簡単にアップできるところが魅力でした。
また、ブログのジャンルわけが分かりやすく、同じような思いをもっていたり、テーマにしているようなブログが他のサービス提供社よりもわかりやすく、使いやすい。これが魅力ではじめました。
また、ブログのテーマ上、さまざまな支援団体などがリンクをはりましょうという話はあるものの全てがお金に関係なく動くものばかりですから、必然的に今のように収益は一切無視ということになります。
しかしながら、最初から収益が目的だったわけではないので、一切気になりません。
あくまでも同じような悩みを持った方々と交流を図ったり情報交換をすることが目的だったからです。
さらにライフログとしてきちんと残していくことが他の方々にとってもメリットがあると考え、家族のことながら自分自身で始めたものです。
これからも、可能な限り闘病生活を送る、本人の了承が得られる限りは続けていきたいと考えていますし、私自身は最後までやり遂げたいと思います。
闘病ブログ運営で苦労したこと
運営面で苦労したこと、実は私自身は自分の趣味の範疇でゴルフ、競馬をテーマにしてブログを書いていた実績がありますのでテクニカル的な部分においては全く苦労はありませんでした。
どの程度のサイクルでブログを上げようとも個人の自由なので内容によって決まることができますし、むしろスマートフォンで簡単にブログがあげやすくなった今となってはテクニカル的な面では非常に使いやすいと言う方が多いでしょうか?
しかしながら、肺がんと闘病を続ける家内の記録をブログにあげると言うことで、実際にはかなりの了承を見ていると言いながらどこまで文章にしてあげていいのか、個人情報するために顔は入れていませんが副作用で乱れがある肌をどこまで写真に撮ってあげていいのかなど微妙なところで迷いました。
本人も私と同じく、悩みを同じくしている方々の励みになったり、逆に情報を得られることができればいいなと言うことをわかっていながらも・・・。
また、いかに前述のようなポリシーがわかっていたとしても本人が本当にしんどい時は「ブログのためにわざわざ私に意見を聞かないで、ブログを書くために私と会話してるの?」などといったコメントを差し向けられることもあり、正直なところ辛いなと感じることもあります。
しかしながら本当に辛いのは本人であって私ではありません。
このような記録をきちんと残していくことが大事だと思いますし、本人も結果的にはそれが重要だとわかってくれています。
失敗経験としては、本人がどうしてもあげてほしくないと言っていた副作用による肌の乱れや、黒ずんだ肌の色が分かるほどにブログをわかりやすくあげることには少し拒否をしていたのですがそのままアップしてしまい、かなり嫌悪感を抱かれたことがあります。
失敗経験としては、本人がどうしてもあげてほしくないと言っていた副作用による肌の乱れや、黒ずんだ肌の色が分かるほどにブログをわかりやすくあげることには少し拒否をしていたのですがそのままアップしてしまい、かなり嫌悪感を抱かれたことがあります。
闘病ブログを作る際に参考にしたのは同ジャンルのブログ
家内の肺がんの闘病日記を上げるにあたり、参考にした書籍などは一切ありません。
しかしながらアメーバブログの中で同じような肺がんの闘病日記をあげている方々の記事を拝見し、どの程度のサイクルでブログを上げるべきか、どのような内容をアップすればみんなが参考になるのか、コメントを見ながら少しずつ改良していた事は事実です。
そして何よりも私たちに重要だったのは同じ病気です違う方々のコメントであり、どのような治療方法がいつ産まれそうかといったブログならではの情報が得られることになります。
また、ブログにあげる以上は病院の先生の話もできるだけわかりやすく他の方々に伝えたいと言うこともあり、ブログのノウハウ本は一切購入しませんでしたが、医療用語をいかにわかりやすく版的に述べていくかと言う観点では用語辞典を購入して自分なりに勉強しました。
これはひいては家内の闘病生活の勉強にもなりますし、必要な投資だったと考えています。
正直なところ、肺がんの闘病生活の中では抗がん剤、分子標的薬、臨床試験、保険外治療、民間療法、量子治療なども含めたかなり、専門的な用語が非常に多く、誰もがわかりやすくブログに記載していく事は大きな課題だと思います。
いつ、どこで、誰もが同じような病気に罹患した上で闘病生活を送る必要があると考えた場合、同じ病気で戦う方々だけではなく誰しもがわかりやすく読んでもらえるようにする工夫が必要だと私は感じています。
闘病ブログを作ろうとする人へ
私自身は自分の趣味だけでブログを運営してきましたが、今は家内の闘病生活を応援する意味、さらには同じような病気で悩む方々と思いを共有して励みにするため、家内の闘病生活にとってプラスな情報を少しでもいるためと言う思いを持ってブログを運営しています。
もちろん、収入を得るためのYouTubeや趣味をできるだけ多くの方々と共有したいと言う思いを持って運営することも大事かもしれません。
私自身は自分の趣味だけでブログを運営してきましたが、今は家内の闘病生活を応援する意味、さらには同じような病気で悩む方々と思いを共有して励みにするため、家内の闘病生活にとってプラスな情報を少しでも得るためと言う思いを持ってブログを運営しています。
もちろん、収入を得るためのYouTubeや趣味をできるだけ多くの方々と共有したいと言う思いを持って運営することも大事かもしれません。
しかしながら、ブログの役割と言うのは私と家内のように同じような悩みを持った人間が悩みを共有し、それを乗り越えていくためのツールとしても稼働することをよく知ることができました。
もちろん闘病の結果、虚しくなくなる方もときにはでてきますが、それもまた自分自身の糧として受け入れていきたいと思います。
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